すべて開くQ1 御社はどのような事業を行っているのですか?A1 プラント・一般産業分野におけるスタッド溶接工事、及びスタッドシステム(スタッド溶接機・スタッド材)を販売しています。Q2 会社名のファスナーとは何に由来するのですか?A2 会社名にあるファスナーとは、英語の "Fasten"から取っており、「留める・締める=溶接する」という意味に由来しています。Q3 スタッド溶接とは具体的にどのような場所で何を溶接するのですか?A3 当社では主にプラント業と呼ばれる、製紙工場や清掃工場、化学工場内の発電設備であるボイラや、焼却設備の補修工事において、スタッド材と呼ばれる棒形状やY形状など様々な形をしたアンカ類の溶接施工を行っています。また上記のプラント設備以外でも、建築現場や橋梁などの土木、自動車製造過程でもスタッド溶接が行われています。Q4 その手法の歴史について教えて下さい。A4 その歴史は古く20世紀初頭イギリスの造船所が最初と言われ、1939年にアメリカNELSONが航空母艦の木甲板を止めるボルトをスタッド溶接で取付け、その技術が確立されました。今日に至るまで技術の進歩、発展を続けながら建築、自動車、鉄道車両、船舶、電気製品まで様々な分野に用いられています。Q5 機材メーカーを教えて下さい。A5 当社は販売施工店として、日本スタッドウェルディング株式会社さまの器材を取り扱っています。Q6 スタッド溶接とはどの様なものですか?A6 スタッド溶接とはアーク溶接の一種で、専用のスタッド溶接ガンに取り付けたいスタッド材を装填し、母材の片側から押し付けてガンのスイッチを入れれば自動的にアークが発生し、瞬時に溶接できる工法です。Q7 スタッド溶接にはどの様なメリットがありますか?A7 わずか1秒ほどで溶接が完了するため、母材への熱影響が少なく歪みも軽減でき、一般的な手溶接と比較して作業者の技量に左右されにくい溶接方法です。なおかつ溶接のスピードが早いため、大量のものを溶接する場合は、作業のスピードアップにより、人件費をはじめ多くの経費が節約でき、総合的なコストダウンにつながります。